皆様、こんにちは。手技道の早瀬です。
いつもブログやメルマガをご覧くださり、
誠にありがとうございます。
カレンダーは5月も半ば。
長かったゴールデンウィークが明け、
日常のペースが戻ってきてから数日が経ちました。
通勤や通学の道すがらふと顔を上げると、
街路樹の緑が日に日に濃さを増し、
青空の下、初夏の気配を含んだ風が
吹き抜けていくのは本当に心地よいものです。
本来ならば一年で最も爽やかで過ごしやすく、
心も晴れやかになる新緑の季節ですね。
皆様は、連休明けの毎日を
どのようにお過ごしでしょうか。
さて、連休明けのこの時期、多くの方から
「なんだか身体が重くてだるい」
「夜寝たつもりなのに朝スッキリ起きられない」
「仕事や家事へのやる気が出ない」
といったお悩みを耳にします。
これらはいわゆる「五月病」と
呼ばれる症状ですが、
皆様の調子はいかがでしょうか?
連休前に配信された
担当・関根のメルマガでは、
五月病になりやすい方の特徴や
「がんばっている自分を肯定して休息を与えましょう」
という心のケアについてお話ししました。
手技道に通ってくださる患者さんは、
本当に「頑張り屋さん」が多いのです。
真面目で責任感が強く、
無意識にご自身で何でも抱え込んでしまう。
ご自身の限界を超えてもなお、
誰かのためにと走り続けてしまう方が少なくありません。
そんな皆様に、今回は「身体と自律神経」の側面から、
連休明けの不調を乗り切るためのケアについてお話しします。
テーマはずばり「睡眠」、
とりわけ【休日の寝だめ】についてです。
「休みボケが抜けていないだけだ」
「気合いが足りないのかな」と
ご自身を責めてしまう方も
いらっしゃるかもしれません。
しかしご安心ください。
五月病は決して気持ちの緩みが
原因ではありません。
「自律神経の急激な乱れ」が引き起こす、
真っ当なSOSサインなのです。
4月からの新年度、
新しい環境や生活リズムの変化で、
私たちは知らず知らずのうちに
強い緊張状態を強いられ、
心身に多大なストレスを蓄積してきました。
この間、身体を活動モードにする「
交感神経」はアクセル全開状態でした。
そこへ長期連休が入り、
ふっと緊張の糸が切れて
リラックスモードの
「副交感神経」が優位になります。
しかし連休が明けると、
再び日常へと戻り交感神経を
急発進させなければなりません。
この急激なアップダウンの連続に、
身体のコントロール機能が
追いつかなくなっているのです。
さらに5月は「寒暖差」や
「気圧の変化」が激しい季節でもあります。
日中は暑いのに朝晩は冷え込むなど、
体温調節を担う自律神経にとって
強烈なストレスとなり、
エネルギーを消耗させます。
この過酷な時期を乗り切り、
すり減った自律神経の乱れを整え、
文字通り「脳と身体を真っ白にリセットする」ために
最も効果的な最強の健康法こそが、
「良質な睡眠」なのです。
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◆「休日の寝だめ」の恐ろしい落とし穴◆
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現代人は慢性的な睡眠不足に
陥っていると言われます。
特に真面目で責任感の強い頑張り屋さんほど、
平日は仕事や家事に追われ、
睡眠時間を削ってまでタスクを
こなしてしまいがちです。
そんな方がついやってしまいがちなのが、
「休日にたっぷり寝だめをして
平日の疲れを一気にとろう!」という作戦です。
休日の前夜、
「明日は休みだから目覚ましをかけずに寝よう」と決意し、
お昼まで泥のように眠る。
誰しも経験があるはずです。
しかしこの「休日の寝だめ」は、
やり方を間違えると疲れをとるどころか、
かえって疲労を深く蓄積させ
自律神経をズタズタにしてしまう大変危険な行為なのです。
まず、「休日にまとめて寝て平日の
睡眠不足を帳消しにする」という
考え方自体が間違いです。
平日は5時間しか寝られないから
休日は10時間眠ったとしましょう。
お昼までたっぷり寝て起きた時、
「ああよく寝た!」と
爽快に起きられた経験がある人は
どれくらいいるでしょうか?
多くの方が、
「たくさん寝たはずなのに頭がボーッとする」
「身体が重くだるい」
「かえって頭痛がする」
という不快な症状を
感じたことがあるはずです。
睡眠時間はただ長ければ良い
というものではありません。
起きる時間を大幅に
遅らせてお昼まで寝てしまうと、
身体に備わっている
「体内時計(概日リズム)」が
確実に狂ってしまいます。
海外旅行に行っていないのに、
休日の寝坊によって
身体の中だけで「時差ボケ」を
起こしているのと同じ状態になるのです。
体内時計が狂うと、
それに伴って自律神経の切り替えや
ホルモンの分泌バランスも大きく乱れます。
結果として、
休日の午後をだるいまま過ごし、
日曜の夜になっても眠れず、
月曜の朝に最悪の体調でスタートを切る
……という負のループを自ら招いてしまうのです。
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◆正しい「睡眠時間の延ばし方」とは?◆
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では、どうしても睡眠不足を
解消したい場合はどうすれば良いのでしょうか。
大前提として、
平日の睡眠不足を少しでも解消し、
日々コンスタントに
眠る努力をすることが大切です。
夜、布団に入ってから
ダラダラとスマホを見ていませんか?
今より15分でも早く寝られないか、
まずは平日の夜のスケジュールを見直しましょう。
その上で、「どうしても平日が
激務で睡眠時間が確保できない」という人は、
睡眠の「延ばし方」を工夫する必要があります。
ポイントは非常にシンプルです。
【起きる時間を遅くするのではなく、
「早く寝る」ことで睡眠時間を延ばす】
ということです。
次の日が休みだと、
嬉しくてつい深夜まで起きて映画を見たり
趣味に没頭したくなるお気持ちはよく分かります。
しかしその「休日前夜の夜更かし」こそが、
睡眠リズムを狂わし休日の体調を
台無しにする最大の要素なのです。
休日の前夜はグッとこらえて
「早く寝る」ようにしてください。
例えば、平日は深夜1時に寝て
朝7時に起きている(睡眠6時間)人がいるとします。
この方が休日に睡眠を取り戻したい場合、
理想的なのは、【休日前夜は21時~22時に寝て、
朝はいつも通り7時に起きる】
という方法です。
この方法であれば、
起きる時間は平日と全く同じなので
体内時計の狂いは一切起こりません。
朝に太陽の光を浴びる時間も同じなので、
ホルモンバランスも整ったままです。
それでいて単純に
睡眠時間を平日より3~4時間も増やせるのです。
逆に「深夜2時に寝てお昼の11時に起きる」
という過ごし方では、
同じ9時間睡眠でも身体の疲れは増幅し、
月曜日からの活動に悪影響が出てしまいます。
休日も起きる時間はできるだけ
普段(平日)からプラスマイナス1時間以内に留める。
これだけで目覚めも格段に良くなります。
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◆手技道が考える「リモデリング」の力◆
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睡眠は健康的な生活
を送るうえで非常に重要な要素です。
私ども手技道では、
皆様のお身体の健康を維持するために
「1日に7~8時間は寝られると良いですね」と
お伝えしています。
なぜ7~8時間の睡眠が必要なのでしょうか?
それは身体に備わっている「リモデリング」
という機能と深く関わっているからです。
リモデリングとは、
日々の活動で傷ついた細胞や神経を修復し、
本来の正しい健康な状態に
作り直す作業のことです。
日中のストレスや疲労などで
ダメージを受けた身体は、
7~8時間しっかり良質な睡眠を
とることで初めて自律神経がリセットされます。
睡眠中の深いリラックス状態の中で
副交感神経が働き、
「身体が元の健康な状態に
戻ろうとする修復機能(リモデリング)」が
有効活用されます。
睡眠時間が短いとこの修復作業が
途中で強制終了され、
ダメージが残ったまま翌日へ
持ち越されてしまいます。
これが積み重なっていくのが「睡眠負債」です。
また、「夜はどうしてもまとまって長く眠れない」という人は、
昼間にお昼寝(パワーナップ)をするのも有効です。
15分〜30分くらいを目安に、
少しでも脳と身体を休ませることで
自律神経が一度リセットされ、
午後からもスッキリ活動できます。
(※長時間の昼寝は夜の睡眠の妨げに
なるのでご注意ください)
いかがでしたでしょうか。
関根のメルマガで「がんばっている自分を
認めてご褒美のように休息を与えましょう」
とお伝えしました。
身体にとっての最高のご褒美は
間違いなく「良質な睡眠」であり、
「正しいリモデリングの時間を
身体にたっぷりと与えてあげること」なのです。
五月病や自律神経の乱れを
感じやすいこの時期だからこそ、
ご自身の「睡眠の質とリズム」に
優しく目を向けてみてください。
休日の正しい睡眠コントロールが、
あなたを不調から救い出す大きな鍵となります。
ご自身で睡眠環境を
整えようと努力しても、
「どうしても身体のだるさや首肩の痛みが取れない」
「自律神経が乱れている感覚が抜けない」
という時があるかと思います。
そんな時は決して一人で悩まず、
無理をして頑張りすぎずに
私ども手技道にご相談ください。
手技道独自のアプローチで
ガチガチに緊張した身体を解きほぐし、
心身ともに深い睡眠が
とれるお身体へと導くお手伝いを全
力でさせていただきます。
今回も最後まで
お読みいただきありがとうございました。
爽やかな新緑の風を感じながら、
ぜひ良質な睡眠をとって健康な毎日をお過ごしください!
また次回のコラムでお会いいたしましょう。





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