おはようございます。
手技道の関根です。
梅雨が明け、本格的な夏を迎えました。
厳しい暑さが続いていますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
この時期になると、
「しっかり寝たはずなのに疲れが取れない」
「朝から身体が重く、やる気が出ない」
「食欲がなく、冷たいものばかり欲しくなる」
「頭痛やめまい、立ちくらみが増えた」
「お腹の調子が安定しない」
「夜になってもなかなか眠れない」
「冷房の効いた部屋にいると身体が冷えてつらい」
といった、原因のはっきりしない不調を訴える方が増えてきます。
「夏だから仕方がない」と思われがちですが、こうした症状には、暑さや寒暖差、睡眠不足などによって、
自律神経に負担がかかっていることが関係している場合があります。
実は私自身も、この一か月ほど自律神経の乱れから体調を崩してしまいました。
体調を崩して初めて、当たり前に過ごせることのありがたさと、症状が強くなる前に休むことの大切さを実感しました。
今回は「自律神経」をテーマに、夏に不調が起こりやすい理由と、元気に過ごすための習慣をお伝えします。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆自律神経とはどのような神経?◆
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
自律神経は、私たちが意識していなくても、身体の状態を一定に保つために働いている神経です。
心臓を動かす、呼吸をする、汗をかく、血圧を調整する、食べたものを消化する、
体温を調節するといった働きは、自律神経によって支えられています。
自律神経には、身体を活動的な状態へ導く「交感神経」と、身体を休息や回復へ導く「副交感神経」があります。
日中は交感神経、休息時には副交感神経が働きやすくなります。
この二つが状況に応じて切り替わることで、身体は健康な状態を保っています。
しかし、気温や生活リズムが大きく変わる夏は、その切り替えに負担がかかりやすい季節です。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆夏に自律神経が乱れやすい5つの理由◆
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1.急激な気温上昇
身体は体温が上がり過ぎないように、血管を広げ、汗を出して熱を逃がそうとします。
この体温調節を担う自律神経が働き続けるため、
激しい運動をしていなくても、だるさや疲労感が出ることがあります。
2.室内外の激しい寒暖差
暑い屋外と冷房の効いた室内を何度も行き来すると、身体は血管を広げたり縮めたりしながら体温を調節します。
この切り替えの繰り返しが、だるさ、頭痛、肩こり、冷えなどにつながることがあります。
3.冷たいものの摂り過ぎ
冷たい飲み物や食べ物ばかり摂っていると、胃腸が冷えて働きが低下しやすくなります。
食欲不振や栄養不足によって、さらに疲れやすくなることもあります。
4.熱帯夜による睡眠不足
睡眠中は、副交感神経が働き、日中の疲労を回復させる大切な時間です。
しかし、暑さや湿度で眠りが浅くなると、自律神経が十分に休めず
、朝になっても疲れが残りやすくなります。
5.強い日差しによる負担
夏の強い日差しや紫外線は、身体にとって大きなストレスです。
長時間浴びることで、疲労感が強くなることがあります。
このように夏は、「気温上昇」「寒暖差」「内臓の冷え」
「睡眠不足」「強い日差し」といった負担が重なります。
いわゆる夏バテの背景には、環境の変化に対応しようとして、
自律神経が働き続けていることが関係しているのです。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆このような症状はありませんか?◆
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
・朝から身体が重い
・寝ても疲れが取れない
・頭痛やめまいが起こりやすい
・肩や首がいつも以上にこる
・食欲がなく、胃腸の調子が悪い
・手足は冷たいのに顔や上半身はほてる
・眠りが浅く、夜中に何度も目が覚める
・集中力が続かない
・気持ちが落ち込みやすい
・イライラや不安を感じやすい
こうした状態が続くときは、早めに身体を休ませることが大切です。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆夏の不調を防ぐ7つの習慣◆
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1.朝の光を浴びる
朝起きたらカーテンを開け、光を浴びましょう。
体内時計が整い、夜も眠りやすくなります。
2.朝食を抜かない
食欲がない朝でも、味噌汁、卵、バナナ、おにぎりなどを少量でも口にしましょう。
3.水分をこまめにとる
喉が渇いてから一度に大量に飲むのではなく、
起床時、外出前、入浴前後、就寝前などに少しずつ補給しましょう。
大量に汗をかいたときは、食事や経口補水液などから適度に塩分を補うことも必要です。
水分や塩分を制限されている方は、主治医の指示に従ってください。
4.冷房を上手に使う
暑さを我慢し過ぎるのは危険です。
室温や湿度、体調に合わせて冷房を使い、冷風が首、
肩、お腹、足元へ直接当たり続けないよう注意しましょう。
5.無理のない範囲で汗をかく
気温が比較的低い早朝や夕方に、散歩や軽い運動を行いましょう。
ただし、日差しが強い時間帯や熱中症の危険が高い日は、屋外での運動を避けてください。
6.ぬるめの湯船につかる
ぬるめのお湯につかり、冷房で冷えた身体と筋肉の緊張をゆるめましょう。
入浴前後には水分を補給してください。
7.寝る前に呼吸と身体をゆるめる
就寝前は照明を少し落とし、スマートフォンやパソコンを見る時間を減らしましょう。
ゆっくり息を吐く呼吸や、痛みのない範囲での軽いストレッチもおすすめです。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆身体全体の状態を見直してみましょう◆
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
夏の不調を予防するためには、睡眠、食事、水分補給、
冷房の使い方など、毎日の生活を整えることが基本です。
しかし、十分に休んでいるのに疲れが取れない、眠っても身体が重い、首や肩の緊張が強いという方は、
身体全体のバランスにも目を向ける必要があるかもしれません。
姿勢が崩れて呼吸が浅くなったり、首や肩、背中、お腹まわりが緊張したりすると、
身体は休んでいるつもりでも力を抜きにくくなります。
私たちは身体のどこかに不調があると、症状が出ている場所だけに原因があると考えがちです。
しかし、身体は一つにつながっています。
首や肩の緊張が、背骨や骨盤のバランスと関係していることもあります。
胸まわりやお腹が硬くなることで呼吸が浅くなり、身体が常に緊張した状態になることもあります。
手技道では、つらい部分だけを見るのではなく、姿勢、呼吸、筋肉の緊張、
関節の動きなど、身体全体の状態を確認しながら施術を行います。
自律神経を直接「治す」という考え方ではなく、身体にかかっている余計な負担や緊張を減らし、
休息しやすい状態を取り戻すお手伝いをしていきます。
「夏だから仕方がない」と我慢しないでください。
疲れや睡眠不足を抱えたまま夏を過ごすと、秋になっても倦怠感、
食欲不振、頭痛、肩こり、気分の落ち込みなどが続くことがあります。
セルフケアを続けても、
・朝から強い疲労感がある
・眠れない日が続いている
・頭痛やめまいを繰り返している
・食欲が戻らない
・身体の冷えや緊張が強い
・気持ちが落ち込みやすい
といった状態が続いている方は、一度ご自身の身体の状態を見直してみてください。
なお、意識がもうろうとする、自力で水分をとれない、激しい頭痛や吐き気がある、
胸の痛みや息苦しさがある、手足の麻痺やろれつの回りにくさがある場合は、速やかに医療機関を受診してください。
今年の夏を元気に乗り越えるためには、日々の小さな不調を見逃さないことが大切です。
「夏になると毎年体調を崩してしまう」
「休んでも疲れが取れない」
「自分の身体に合った整え方を知りたい」
そのようなお悩みがありましたら、
どうぞお気軽に手技道バイオバランスセンターへご相談ください。
皆様が暑い夏を健やかに過ごせるよう、
身体の状態に合わせてサポートさせていただきます。














